こんにちは。理学療法士の後藤です。
先月から引き続き、3月17日に2回目の認知症予防教室を当院リハビリテーション室にて開催しました。
テーマは認知症予防の為の知識や運動を身につけよう!でした。今回は6名の方が参加されました。
最初に認知症の種類や症状、予防手段について座学で説明させていただきました。
認知症の予防方法の一つとして、運動療法があります。
当院の認知症予防教室では運動療法と脳トレを実際に体験していただきました。
まずは複合課題(デュアルタスク)として数字を床面に置いて、数字を①から順にステップをする、数字ステップを行いました。
複合課題を行うことで記憶の中枢である海馬や思考の中枢である前頭葉の血流量が増加し、脳の機能改善に繫がると言われています。
また、筋力低下や転倒により活動量が低下し、認知症を発症するケースが近年増加しています。今回は筋トレとしてハーフスクワットエクササイズや多方向へのランジエクササイズを行い、転倒予防に繫がる筋トレを行いました。
脳トレとしては左右の上肢を別のリズムで動かすリズム運動を行いました。
参加者の皆さまからスタッフに、指がズレて動いているよ!や、動かし方のコツはこうよ!
と参加者さん同士やスタッフに積極的に声を掛け合う場面が見られ、賑やかな会になりました。
今後の講習会については、5月.6月予定となっております。
今後も定期的に地域にお住いの方々に向けての講習会を開催する予定です。
講習会開催日時と内容が決まり次第、詳細をホームページやポスター掲示にてお知らせします。
よろしくお願いいたします。