クリニックブログ

2018.06.27更新


こんにちは。理学療法士の望月です。

 今回僕は首都医校で行われた「第37回 東京都 理学療法学術大会」で口述発表をさせて頂きました。

 テーマは「慢性的な開口制限と頚部痛を訴える症例に対し、顎関節への介入を中心に行った一例」という内容です。 

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発表内容は、顎関節の問題がある事で隣接している頚部などに慢性的な障害が起こっている人は多くおり、顎関節の問題も考えられる人は顎関節にも介入した方がいい結果が出ました。という事を、症例報告を通して発表させて頂きました。

 そもそも日本では顎関節はあまり重要視されていません。その理由として考えられるのは、日本の医療業界で顎関節についての教育や認知は海外に比べて遅れている事や、学校でもほぼ習わない事が考えられます。(なので、僕も学校を卒業してから、自分で本や論文を探して勉強をしてきました。)

 そのような背景もあり、日本で顎関節の問題を治療できる所や人は少ないのが現状となっています。 

だからこそ、今回、学術大会という正式な場で顎関節と頚部痛というテーマで発表をしようと思いました。

 

今後も顎関節についての勉強や発表を行っていく予定で、10月にはNPO法人 メディカル・リハビリテーション主催の「リアル臨床」という全国各地から500人前後の人が集まるリハビリ分野で“最大級”のイベントでの発表も決まりました。

 このように地道に色々な場所で発表を行いつつ、色々な人と話す事で少しずつ顎関節への認知などを変えていき、顎関節の問題や、顎関節の影響で頚部痛や頭痛など他の部位へ問題が起きている人などの力にもなっていきたいと思っています。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者: 高見澤整形外科クリニック

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