皆様こんにちは。看護師の金尾です。
11月に入り、日に日に寒くなっていきますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
先月の10月ですが、10月20日は世界骨粗鬆症デーでした。
私事とはなりますが、今年になって骨粗鬆症マネージャーという資格を取得しました。
今となっては耳にすることも多くなった骨粗鬆症(こつそしょうしょう)ですが、どんな病気かご存じでしょうか?
骨粗鬆症とは、骨がスカスカな状態となり骨折しやすくなる病気です。
骨粗鬆症の恐いところは、自分で骨粗鬆症になっていることに気がつかず、骨折して初めて気づくということがあることです。
骨粗鬆症の主な原因としまして、
・加齢
・閉経(女性ホルモンが少なくなる)
・生活習慣(栄養不足、運動不足)
・病気(関節リウマチ、副甲状腺機能亢進症、糖尿病など)
・薬(ステロイドの長期服用)
などがあげられます。
また、骨粗鬆症が原因で骨折しやすい部位が、
・背骨
・足のつけ根(股関節)
・肩
・手首
が多く、骨折することで日常生活が不便になるだけではなく、手術やリハビリが必要となることもあり、特に足のつけ根の骨折に関しては、寝たきりの原因となることもあります。
骨粗鬆症かどうかは、骨密度の測定をすることでわかるのですが、当院では骨粗鬆症ガイドラインで推奨されている、全身骨密度測定機器を取り入れています。
骨粗鬆症で、50歳以上の男性では5人に1人、女性では3人に1人は骨折すると言われています。
骨密度測定自体は、機械の上に5分程寝ているだけでできるので、ぜひ1度測定してみることをオススメします。
ご相談だけでも大丈夫ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
それでは、昼と夜の寒暖差も激しい季節でもあり、体調も崩しやすい季節でもあるため、風邪など引かないようどうか皆さま気を付けてお過ごしくださいね。