こんにちは
理学療法士の高野です。
今回は、「運動を始める時の考え方」を簡単にお伝えしたいと思います。
まず運動に対するイメージですが、頭に浮かぶ運動は「マラソン」や「ジムのトレーニング」、「球技」などが多いと思います。いきなりやるには敷居が高いですね。これらのことを運動とイメージしてしまうと「自分にはできない」と感じてしまうのも頷けます。
なので、もっと気軽に、足踏みや散歩なども胸を張って運動と呼んで良いと思います。有名なものでは「ラジオ体操」なども良いと思います。運動は特別なイベントでなく、生活の一部にできるものと考えると良いと思います。
運動の入り口として、簡単のものから始めて慣れてきてから少しずつ負荷を上げると良いですね。
次に、継続的に運動を行うのに大事なのは生活に組み込んでも他のこと、仕事や勉強、食事、休息の時間を必要以上に圧迫しないということです。意外と運動のために時間を作るのは大変です。時間を作るのに疲弊するか、時間が作れないから運動をしない日が増えるという状況になりやすいです。
なので、運動は数分で行えるものからやるのがオススメです。目標を低く設定し、運動をする時間を生活の一部に組み込むといった感じです。運動する時間が確保できてから、徐々にボリュームを増やすことがオススメです。時間や体力に余裕があるようならば、その日の運動量も増やして大丈夫です。
健康のために運動を始める方は、身体に無理がかかり過ぎないようご自身の体調に合わせて行うようにして下さい。