こんにちは。
作業療法士の西野です。
皆さん痛みは何のためにあると思いますか?
痛みは体からのSOSです。「動かし方が良くないよ」「動きすぎだよ」「ケアしてよ」と体が訴えているんです。
生きていれば体を使います。体を使えば筋肉も疲れます。疲れがたまれば痛みが出てきます。若い頃は少しの疲れなら、眠れば自然に回復していました。ところが、同じように動いても、歳とともに自然回復は難しくなります。体を使いすぎたら、自分でセルフケアをして疲労回復する必要が出てきます。
変形性関節症の方でも手術するまでひどくない場合は、筋力トレーニングや、正しい体の使い方をする、負担の大きい筋肉のケアをすることで痛みがだいぶ緩和します。
リハビリやパーソナルトレーニングで痛みの原因を探り、正しい体の動かし方を学んでもらったり、セルフケアの方法も学んでもらいます。
痛みは完全にはなくせません。悪い姿勢や、負担の大きい動き方を修正し、痛みを出にくくする。痛みが出た時の対処法を知り、自分で痛みをコントロールしていくことが目標になります。
「人生100年時代」。長生きするなら、痛みをうまくコントロールして、やりたいことをしていく。そんな人生にしませんか?