クリニックブログ

2025.01.14更新

皆様、昨年も大変お世話になりました。
理学療法士の柴田です。

皆様、年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか?
僕はTVで高校サッカーや駅伝を見て過ごしていました。
僕も学生時代はサッカーをしており、懐かしく感じました。

そんな学生時代で1番多かった怪我は、足関節外側靱帯損傷でした。
足関節外側靱帯損傷と言われると馴染みがないかもしれませんが、簡単に言うと足首を内側に捻った際に起こる捻挫の事です。
最初の対応としてはRICE処置というものが一般的です。
RICEはRest:安静、Icing:冷却、Compression:圧迫、ELEVATION:挙上
のそれぞれの頭文字を取ったものです。
放っておくと、治りが遅れるのはもちろんのこと、捻挫癖にもつながるのでご注意を!
寝る時には布団の圧でも足首に影響が出てしまうので離被架等を利用することをお勧めします。中々ご自宅にはないものなので、段ボールなどで類似品を作成することも可能です。暖かい季節や寒がりでない方は、この期間だけは患部に布団をかけずに寝ることでも対応可能です。
生活ではサポーター等を利用しつつ、腫れ具合や熱感の有無を確認しつつ、体重のかからない運動から始めていき、痛みの減少に合わせて、徐々に体重をかけながら運動を進めていきます。
並行してストレッチも行いましょう。
スポーツ復帰を目指されている方は、これに加え自身の行っている競技の動作を細分化し、まずは対人ではない(非接触の)動作を上記同様に体重がかからないものから始め、徐々に体重をかけて行っていきます。できるようになったら、対人(接触プレー)の動作を行います。
痛みなくできるようになったらスポーツ復帰となるでしょう。復帰後も再発予防のために、ストレッチや筋トレは継続して行いましょう。

再発予防のためにストレッチや筋トレを継続して行うことは、スポーツのみならず、リハビリ卒業後にも言えることです。リハビリの時よりは回数が減ってしまうのは仕方ないですが、少なくとも1日1回は継続して行えると以前よりも怪我予防に繋がると思います。

今年1年も皆様が健康に過ごせることを願っております。
本年も宜しくお願い致します。

投稿者: 高見澤整形外科クリニック

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