こんにちは!理学療法士、FRピラティスインストラクターの幕沢です!
4月に入り、春の気配が感じられる季節となりました。学生の皆さんは新学期がスタートし、社会人の方々も部署移動や転職など、環境が変わる時期ですね。この時期は、環境の変化に伴い体調にも変化が起こりやすい季節です。体調管理が非常に大切になる時期でもありますので、しっかりとケアしていきたいですね。
さて、今回は 予防運動 をテーマに、医療の観点から考えられたエクササイズ、**ファンクショナルローラーピラティス(FRP)**についてお話ししたいと思います。
ピラティスとは?
ピラティスは、20世紀初頭にジョセフ・ピラティス氏によって考案されたエクササイズです。彼は、身体を強化し、柔軟性を高め、バランスを整えることを目的とした動きを取り入れたトレーニング方法を開発しました。ピラティスは、インナーマッスルを鍛えることを重点に置いており、姿勢改善や体幹の強化に非常に効果的なエクササイズとして広く知られています。
ファンクショナルローラーピラティス(FRP)とは?
ファンクショナルローラーピラティス(FRP)は、ピラティスの基本的な原則に加え、ローラーを使用したエクササイズです。FRPは、ローラーを使うことでより深い筋肉を刺激し、体のバランスを整え、柔軟性を高めることができます。また、日常生活で使われる筋肉群をターゲットにし、身体の機能的な動きを促進することを目的としています。このエクササイズは、予防運動として非常に効果的で、特に姿勢や体幹の不調を予防するために役立ちます。
FRPの効果と予防運動としての重要性
ファンクショナルローラーピラティスは、予防運動として非常に有効です。日常生活での動作に必要な筋力や柔軟性、バランスを高めることで、身体の不調を未然に防ぐことができます。特に、長時間同じ姿勢で仕事をしている方や運動不足を感じている方にとって、FRPは理想的な運動方法です。ローラーを使うことで、背骨や肩甲骨周りの柔軟性を高め、姿勢の改善や腰痛予防にも効果があります。
まとめ
闇雲なダイエットや運動ではなく、理学療法士考案の運動学の理に適ったピラティスで、ケガをしにくい機能的な体づくりをしていきましょう。ファンクショナルローラーピラティス(FRP)は、日常生活に役立つ筋肉を鍛え、身体のバランスを整えることができるため、予防運動として非常におすすめです。
また、私はピラティスインストラクターとして毎週土曜日にグループレッスンを開催しています。さらに、当院では毎月1回、第4土曜日の13:20~14:20に体験レッスンを実施中です。興味のある方は、ぜひ参加してみてくださいね!